外壁にコケができる原因について
株式会社心喜塗装 の田中です😊😊
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
外壁にコケが生える主な原因について投稿いたします。
1. 湿度と水分
- 高湿度: コケは湿度が高い環境でよく育ちます。特に、雨が多い地域や建物の北側など、日当たりが悪く湿度が高い場所はコケが生えやすいです。
- 水分供給: 雨水が外壁に溜まりやすい箇所や、水はけが悪い場所はコケの発生が促進されます。外壁のクラックや欠陥が原因で水分が溜まることもあります。
2. 日光の不足
- 日陰: 日当たりの悪い場所は湿度が高くなりやすく、コケが生えやすい環境になります。特に、建物の北側や木々で覆われた場所は要注意です。
3. 風通しの悪さ
- 通気不足: 通気が悪いと湿気がこもりやすくなります。これにより、外壁に湿気が長時間残るため、コケの成長が促されます。
4. 外壁の素材と表面
- 素材の種類: コケは特に吸水性の高い素材(例えば、木や一部のコンクリート)に付きやすいです。こうした素材は湿気を保持しやすいため、コケの生育環境が整いやすくなります。
- 表面の粗さ: 外壁の表面が粗いと、コケの胞子が定着しやすくなります。表面が滑らかであれば、胞子が留まりにくくなります。
5. 空気中の汚染物質
- 汚染物質: 都市部では排気ガスや工場からの排出物などが外壁に付着しやすく、これがコケの栄養源となることがあります。汚染物質が多い場所ではコケが生えやすい傾向があります。
6. 近隣の植生
- 近くの植物: 周囲に多くの植物があると、コケの胞子が飛んできやすくなります。また、植物からの有機物が外壁に付着することもコケの成長を助長します。
これらの要因が組み合わさることで、外壁にコケが生えやすくなります。コケの発生を防ぐためには、定期的な外壁の清掃や、防水対策、風通しの改善などが有効です。また、外壁塗料に防カビ・防コケ成分を含むものを使用することも効果的です。
外壁のコケが出来た時の対処方法
外壁のコケ対策をさらに詳しく説明します。具体的な手順とポイントを段階ごとに解説します。
1. コケの除去
手動での除去
- ブラシと水:
- 必要な道具: 硬めのブラシ(ワイヤーブラシは避ける)、バケツ、水、ホース
- 手順:
- 外壁を水で湿らせる。
- 硬めのブラシを使い、コケを優しくこすり落とす。
- 水で洗い流す。
高圧洗浄機の使用
- 必要な道具: 高圧洗浄機(適切なノズルを選択)、水源
- 手順:
- 高圧洗浄機の圧力を外壁に適したレベルに設定する(通常1000〜1500psi程度)。
- 洗浄機を使用して、外壁全体を均等に洗い流す。
- 特にコケが多い部分は、ノズルを近づけて集中的に洗浄する。
コケ取り剤の使用
- 必要な道具: 市販のコケ取り剤、スプレーボトル、ブラシ(場合によって)
- 手順:
- 製品の指示に従い、コケ取り剤を外壁に均等にスプレーする。
- 指定の時間だけ放置し、コケ取り剤が効果を発揮するのを待つ。
- 必要に応じてブラシでこすり、残りのコケを取り除く。
- 水でしっかりと洗い流す。
2. 予防策
防カビ・防コケ塗料の使用
- 必要な道具: 防カビ・防コケ塗料、塗装用ローラーまたは刷毛、下地処理剤
- 手順:
- 外壁を清掃し、コケや汚れを完全に除去する。
- 下地処理剤を塗布し、しっかり乾燥させる。
- 防カビ・防コケ塗料を均等に塗布する。場合によっては、複数回塗り重ねる。
弊社がオススメしたい塗料は・・・
MUGA SEVEN
ウルトラMUKI
です。次回これらの塗料の特徴をブログ投稿いたします。
定期的なメンテナンス
- スケジュール: 年に1〜2回の定期的な点検と清掃
- 手順:
- 外壁を目視点検し、コケや汚れがないか確認する。
- 早期に発見したコケはすぐに取り除く。
3. 環境改善
日当たりの確保
- 必要な道具: 剪定ばさみ、チェーンソー(必要に応じて)
- 手順:
- 建物周囲の木々や植え込みを剪定し、外壁に日光が当たりやすい環境を作る。
- 高さや密度を調整して、風通しも良くする。
4. 水はけ対策
排水設備の点検と改修
- 必要な道具: はしご、排水管クリーナー、ゴミ袋
- 手順:
- 屋根や排水溝、雨どいを点検し、詰まりや損傷がないか確認する。
- ゴミや葉っぱなどの詰まりを取り除く。
- 必要に応じて、排水設備の修理や交換を行う。
クラックや隙間の修理
- 必要な道具: シーリング剤、コーキングガン、パテナイフ
- 手順:
- 外壁のクラックや隙間を確認する。
- クラックや隙間にシーリング剤を塗布し、パテナイフで平滑に仕上げる。
- 完全に乾燥するまで待つ。
5. 外壁の素材選び
吸水性の低い素材の使用
- 推奨素材: 合成樹脂系サイディング、ガラスコーティング外壁材、タイル
- 手順:
- 新築やリフォームの計画時に、吸水性の低い素材を選定する。
- プロフェッショナルな施工業者に依頼し、適切に施工してもらう。
これらの対策を総合的に実施することで、外壁のコケの発生を抑え、長期的な美観と耐久性を保つことができます。
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